2011/12/27
  • 理科(生物)
  • 学習素材

海の観察ガイド(神奈川県小網代荒井浜編) part 7: 地質編

東京大学海洋教育促進研究センター(日本財団)では、海辺で観察を行うための様々な知識を地域ごとに解説する「海の観察ガイド」を作成しています。このたび、東京大学三崎臨海実験所の協力を得て作成した「神奈川県小網代荒井浜編」を公開する運びとなりました。ここでは、35ページにわたるガイドブックを内容ごとに分割し、その紹介と解説を行います。

part 7 (P31~P35) は、荒井浜の地質についての解説です。

荒井浜のある三浦半島は、プレートの境目付近にあるために地質活動が非常に活発です。その中でも、荒井浜のような磯は潮の影響で岩がむき出しになっていることが多いため、断層や褶曲などの様々な地形を観察することができます。しかし、このような地形は知らないと見落としてしまうことが多いものです。P31~P34では、荒井浜で見られる興味深い地質構造について、その構造が見られる場所の地図とともに解説しています。よく気を付けて見ていないとわからない地形もありますが、ぜひ探してみてください。

P35は荒井浜で観察中に巨大地震が起こった際の避難経路を示すハザードマップです。東日本大震災での津波の被害は記憶に新しいことと思いますが、荒井浜も海岸である以上、巨大地震が起きた場合は津波の被害を受ける恐れがあります。荒井浜の裏手は崖になっているため、迅速に避難できる経路はこのハザードマップに示したルートのみとなります。不測の事態に備え、避難経路は必ず確認してから観察に臨みましょう。

東京大学三崎臨海実験所