2012/05/28
  • 理科(物理)
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水深と水の圧力;身近な圧力表示~防水時計は4種類~

腕時計を持っている人は、裏をみてみましょう。
「WATER RESIST]などの表示があるものはありませんか?
また、時計売り場に行くと「10気圧防水」「生活防水」等の表示もあります。
これらはJIS(日本工業規格)とISO(国際標準化機構)に基づいた防水時計の性能表示で、きく「潜水時計」と「防水時計」に分けられます。

潜水時計は「100m防水」などの表示がされ、その水深までの耐圧性と防水性があり、ダイビングウォッチなど特殊な時計に使われます。方、防水時計は「10気圧防水」などの表示がされています。いわゆる「生活防水」とは2~3気圧防水で、洗顔や多少の雨程度に耐えられるものです。

では、「100m防水」と「10気圧防水」は何が違うのでしょうか?海中では10m潜水するごとに1気圧がかかるため、100m潜ると10気圧がかかることになります。しかし、防水時計の「10気圧防水」とは決して100m潜ることができるわけではありません。「10気圧の水圧の水がかかっても中に水が入らない」というものです。

水圧はかかる水の重さによって変化するため、地上で蛇口から勢いよく出る水にあてたり、プールで時計をつけた手を大きく動かしたりすると、それだけで強い水圧がかかるのです。水中に潜らずとも、日常生活の中でかかる水の圧力を意識しながら、上手に防水時計を活用していきましょう。

防水時計の種類と取扱注意事項については、下記のウェブサイトに詳細が掲載されています。
表示例や詳細な注意事項がまとめられています。

一般社団法人日本時計協会「Q15防水時計(ウオッチ)の種類と取扱い注意事項は?」
http://www.jcwa.or.jp/knowledge/qa/qa15.html