2012/07/10
  • 社会科
  • 授業案

沖縄県について調べよう(6時間)ー『グランドデザイン』より

1. 単元のねらい

 沖縄県について調べる活動を通して,「自然環境」「産業」「環境問題や環境保全」「他地域との結び付き」などの視点から,沖縄と海とのかかわりについて考えることができるようにする。

2. 単元の指導計画

学習活動

[外部連携(参考)]

1

○パイナップルやさとうきびの実物を見たり試食したりして,どこでつくられたものか話し合い,沖縄県に興味をもち,知っていることを伝え合う。

・サトウキビ畑が沖縄にあるって聞いたことがあるよ。

・沖縄と言えば青い海が思い浮かぶな。

○沖縄について調べるための視点を考える。

・豊かな海があるなどの自然の視点

・旅行に多くの人が行くから観光などの産業の視点

・珊瑚礁が少なくなっているなどの環境の視点

・離島の交通手段などの他地域との結び付きの視点

・エイサー,ハーリーの祭りなどの文化の視点

※沖縄県の業者
(パイナップルやさとうきびなどの特産物)

※阿嘉島臨海生物研究所(AMSL)

※沖縄県庁webサイト

※各種ガイドブック

※沖縄アンテナショップ(ウミブドウ,塩,星の砂,ウミヘビ)

3

○それぞれの視点から,沖縄県について調べて伝え合う。

・亜熱帯や熱帯で見られるマングローブや珊瑚礁が発達してるんだ。(自然)

・周りを海に囲まれているんだ。(自然)

・沖縄は台風の通り道で,毎年多くの台風が来るんだ。(自然)

・海を利用したマリンレジャーが人気なんだ。(産業)

・沖縄の環境にやさしいエコツアーもあるよ。(産業)

・周りを海に囲まれているから水産資源が豊富なんだ。(産業)

・大漁と航海の安全を祈るウミンチュの祭りがあるんだ。(文化)

・赤土の流出や珊瑚礁の消滅などの環境の問題があるんだ。(環境)

・珊瑚,ジュゴンが美ら海水族館で見られるよ。(生物)

・沖縄は離島が多いから,航空・海上交通が発達しているんだ。(結び付き)

※沖縄旅行企画会社(エコツアー,マリンスポーツ資料)

※琉球大学海洋学部

※美ら海水族館

※マングローブと環境ツアー

※日本離島センター(シマダス)
www.nijinet.or.jp

※気象協会,地方気象台

WWF

2

○ 調べたことを「海」をキーワードに海とのかかわりという視点でまとめてみよう。

・調べた事実を関係付けながら考えるために,ウェービングによるまとめをして,海とのかかわりについて整理した後,分かったこと,気づいたこと,感じたことなどを発表する。

※エコツアー企画会社,沖縄の環境保護団体,漁業組合,観光課などは手紙,電話,メール等を活用して質問に答える。

本単元を構成する海洋教育カリキュラムの内容

1年 A生活・健康・安全 (1) 都道府県と海とのかかわり

海とのかかわりが深い沖縄県について調べる活動を通して,「自然環境」「産業」「環境問題や環境保全」「他地域との結び付き」の視点から,海とのかかわりについて考え,他の都道府県と海とのかかわりにまで理解を深めることができるようにする。

ア 「自然環境」の視点から見ると,珊瑚礁などが広がる美しい海に囲まれていることに気付くこと。

イ 「産業」の視点から見ると,様々な水産資源に恵まれていることに気付くこと。

ウ 「産業」の視点から見ると,マリンレジャーなど海を活用した観光業が盛んであることを知ること。

エ 「産業」「環境問題や環境保全」の視点から見ると,第一次産業の衰退や,乱開発による赤土の流出などの海洋汚染が問題となっていることを知ること。

オ 「他地域との結び付き」の視点から見ると,「本土航路」「離島航路」など海上交通が発達していることを知ること。

カ 沖縄県と海とのかかわりについて調べる活動を生かし,他の都道府県と海とのかかわりについて,自分なりの視点で調べること。

沖縄県について調べよう

海との関わりとの図の例