2013/10/11
  • 理科(生物)
  • 授業案

サザエの個体数を推定する(6 時間)ー『グランドデザイン』より

1 単元のねらい

ある磯においてサザエの成貝に標識を付けて放流し,1 ヶ月後に再捕調査を行うことで,その磯に生

息するサザエの個体数を推定することができるようにする。

2 単元の指導計画

学習活動

[外部連携(参考)]

○漁師の方から,~海岸に生息するサザエの生態や取り方について話を聞く。

・磯に生息するサザエの個体数はどれくらいいるのだろう。

○サザエの量を調べるために,集団のもっている性質を調べる調査方法について調べる。

・全数調査と標本調査があり,サザエを調べるには標本調査が適している。

※地元の漁師や臨海公園の管理者・水族館の職員・学芸員・大学の研究者,水産試験場の方,栽培漁業センターの方,漁業協同組合の方などが,磯に生息するサザエについて話をする。

○母集団から標本の取り出し方について考える。

・母集団の性質がよく現れるように,標本をかたよりなく無作為に取り出す工夫が必要だ。

○母集団の平均値を,標本の平均値から推定する方法を調べる。

・無作為に取り出した何回かの標本平均の平均値は,母集団の平均値とほぼ等しいことが分かる。

○母集団における比率を,標本での比率から推定する方法を調べる。

・比率の考え方を使って,サザエの個体数を推定することができないかな。

※臨海公園の管理者・水族館の職員・学芸員・大学の研究者,水産試験場の方,栽培漁業センターの方,漁業協同組合の方などが,サザエの個体数を調査するためにサザエの成貝に標識を付けて放流し,1 ヶ月後に再捕調査を行っている話をする。

○サザエの個体数について推定する。

・調査したデータを基に,比率や平均値の考え方を使ってサザエの個体数を推定できたぞ。

○他の事例(サケ放流,タイ,サツキマスなど)を取り上げ,標本調査が実生活に活用されていることを実感す

る。

※臨海公園の管理者・水族館の職員・学芸員・大学の研究者,水産試験場の方,栽培漁業センターの方,漁業協同組合の方などが,サザエの成貝に標識を付けて放流し,1 ヶ月後に再捕調査した結果を提示する。

本単元を構成する海洋教育カリキュラムの内容

3 G 生命 (2)海洋生物の個体数の推定

海洋生物の個体数を推定する活動を通して,母集団から標本を取り出し,標本の傾向を調べることで,母集団の傾向が読み取れることを理解できるようにする。

ア 海洋生物に標識を付けて放流し,一定期間後再捕調査を行い,標識が付いている個体の割合から,個体数を推定できることを理解すること。

イ 海洋生物の個体数を推定するための標本調査を行い,母集団の傾向をとらえ説明すること。

ウ 海洋生物の個体数を推定する活動を通して,標本調査の必要性と意味を理解すること。