2013/10/11
  • 社会科
  • 授業案

21 世紀の資源・エネルギー問題と海洋(6 時間)ー『グランドデザイン』より

1 単元のねらい

日本の海洋でのエネルギー開発に関して調べ,その有効活用やこれからのエネルギー問題について考

えることができるようにする。

2 単元の指導計画

学習活動

[外部連携(参考)]

○国内におけるエネルギー資源の需給状況と主な資源の可採年数について知る。

・石油や石炭などの化石燃料は埋蔵地や埋蔵量がかたよってるんだね。

・先進国が大量のエネルギーを消費しているよ。

○資源が乏しい日本が海洋国として海洋を利用したエネルギー開発の可能性について考える。

・波力発電って聞いたことがあるよ。

・海洋をうまく利用すれば環境にもやさしそうだ。

※大学の研究者やNEDO 新エネルギー・産業技術総合開発機構の人たちは,海洋エネルギーの開発の可能性にかかわる資料を提示(送付)する。

JOGMEC 石油天然ガス金属鉱業資源機構メタンハイドレート資源開発研究コンソーシアム キッズページ

http://www.mh21japan.gr.jp/

AIST 産業技術総合研究所

人工メタンダイドレート

海上技術安全研究所

造船関連の研究所(三菱重工など)

○海洋における新しいエネルギー開発や資源について調べる。

・いろいろな発電(洋上風力・波力・潮力・温度差・潮汐)が開発されているんだ。

・日本のまわりにはメタンハイドレートがあり,それを活用することができるよ。

・海底熱水鉱床の開発が始まろうとしているよ。

※上記の外部講師は電話やファックス,メールを活用して質問のやりとりを行う。

「海洋でのエネルギー開発」について調べたことを伝え合う。言語活動:シンポジウム

・海洋でのエネルギー開発って意外に進んでいるんだ。

・海にはこれからの日本のためになるエネルギーがつくり出されるの可能性があるんだ。

・国の「海洋基本法」「海洋基本計画」を基に開発が進められているんだ。

※上記の外部講師は可能な範囲で参加し,最新の情報や海洋のもつ可能性について話す。

※メリットだけでなく,デメリットにも触れながら,実用化に向けた問題点,環境保護とのかかわりにも目が向くような情報を提供する。

本単元を構成する海洋教育カリキュラムの内容

3 I 資源・エネルギー
(2)
日本の海洋でのエネルギー開発

日本の海洋でのエネルギー開発に関して調べ,その有効活用について考えることができるようにする。

ア 日本には,石油や石炭と比べ二酸化炭素の排出量が少なく,温暖化対策に有効であるメタンハイドレート

が豊富に埋蔵されていると考えられていることについて調べること。

イ メタンハイドレートの採取には,採掘技術や採掘後にメタンハイドレートを失った地下構造の崩壊の可能

性などの様々な課題があることについて知ること。

ウ 次世代クリーンエネルギーとして注目されている海の再生可能なエネルギー資源には,波力,潮汐力,温

度差,洋上風力,潮流力などがあるが,それらのエネルギー資源による発電は,設置場所の自然環境や気象

によって得られるエネルギーの変動が著しいことを理解すること。

エ 帆船やヨットは,受けた風を運動エネルギーに変換して推進力を得ており,その技術が大型船舶にも活用

されようとしていることを知ること。

オ 科学技術の向上により,現在のレース用のヨットでは風向や風速の条件がそろえば風速以上の速度がでる

ことを理解すること。