2013/10/15
  • 理科(地学)
  • 授業案

環境の変化と海との関係を調べよう(15 時間)ー『グランドデザイン』より

1 単元のねらい

地球温暖化と海の変化の関係や、海面温度の変化とその影響について調べ、環境の変化に応じて、そこに住む生き物の様子や人々の産業や文化の暮らしが変わってきていることに気付き、海とのかかわり方について考えることができるようにする。

 

2 単元の指導計画

学習活動

[外部連携(参考)]

○温室効果ガスがもたらす影響を調べる。

・北極や南極の氷、氷河の氷が解けているらしいよ。

・ツバル共和ここでは海面上昇にともない、冠水などの現象が起きているんだ。

○水産資源の変化について調べる。

・エルニーニョ現象やラニーニャ現象が水産資源の変化にかかわっているなんて初めて知った。大変だ。

水産研究所や大学の研究者・国連環境計画の職員・気象研究所極地研究所・JAMSTEC などが温室効果ガスがもたらす影響や、それに伴う水産資源の変化について具体的な事例や資料(視聴覚資料)の提示をし、話をする。

○海の変化と生き物の暮らしについて調べる。

・埋め立てや護岸工事、海洋投棄が海の生きものにすごく影響を及ぼしているんだ。

・二酸化炭素の増加に伴い、海でも酸性化の問題があるんだな。

・でも再生への取組をしている人もいるんだよな。

海の変化と人々の暮らしについて調べる。

・漁業の衰退など産業構造が変化していることが分かったぞ。

・エコツーリズムや環境保全など自然を再生する取組も行われているんだ。

大学の研究者や海洋工学研究所・水産工学研究所・自治体の土木事務所、土木研究センター・NPO 法人・国土交通省の地方整備局の職員などが、海の環境保全の取組について海の変化について具体的な事例や資料(視聴覚資料)の提示をし、分かりやすく話をする。

NPO 法人や自然学校、旅行会社、漁協、漁師、などで、実際にエコツーリズム(ブルーツーリズム)の仕事に携わっている方が、今と昔とではどのように変わってきたか。働く人々の思いや願い。子どもたちへの期待など、を話す。

○新聞作りを通して学習のまとめを行う

・自分が一番驚いたことはやっぱりエルニーニョ現象のことだな。

・自分の生活も見直してみよう。

 

本単元を構成する海洋教育カリキュラムの内容

-C-b-(1) 地球温暖化と海の変化について調べよう

地球温暖化と海の変化やその影響についての調べ,地球温暖化が自分たちの生活や気候と密接にかかわり合

っていることに気付き,自分たちができることについて考えることができるようにする。

ア 温暖化が北極や南極の氷,氷河の解氷にかかわっていること。

イ 海面上昇における冠水の問題があること。

ウ エルニーニョ現象やラニーニャ現象が,水産資源の変化にかかわっていること。

-C-b-(2) 海の環境の変化と生き物の暮らしについて調べよう

海の環境の変化と生き物の暮らしとのかかわりについて調べ,環境の変化に応じて,そこに住む生き物の様

子が変わってきていることに気付き,(自然保護の立場に立った)海とのかかわり方について考えることがで

きるようにする。

ア 埋め立て,護岸工事,海洋投棄などが生態系に影響をおよぼすこと。

イ 二酸化炭素の増加に伴う海洋の酸性化が海の生き物に影響をおよぼすこと。

ウ 環境保全や自然を再生する取組が行われていること。

-C-b-(3) 海の環境の変化と人々の暮らしについて調べよう

海の環境の変化と人々の暮らしとのかかわりについて調べ,環境の変化に応じて,そこに住む人々の暮らし

が変わってきていることに気付き,海とのかかわり方について考えることができるようにする。

ア 海洋環境の変化に伴い漁業の衰退など産業構造が変化してきていること。

イ 海洋環境の変化に伴う人々の関心の高まりにより,エコツーリズムの考え方が生まれてきていること。

ウ 自分の生活を見直し,エコライフの取組をすること。